梅雨の季節の便秘対策

じめじめと雨が続く梅雨の季節。この季節に便秘になりやすいという方がいらっしゃいます。梅雨の時期の便秘の原因は主に3つあります。

ひとつ目は、雨で外へ出る機会がぐんと減ることによる運動不足です。
からだを動かさないと、腸になまけ癖がついてしまいます。

次に、自立神経のバランスの乱れです。
季節的にどんよりとした天気が続きますので知らず知らずのうちにストレスがたまり、自律神経の働きに影響が出て、腸の働きが悪くなるというもの。人はどうしても気分による影響を受けやすいものです。

最後にむくみです。
梅雨の時期は体に水分を溜めやすくなり体調が変化しやすくなります。それにより胃腸の調子が悪くなり便秘へとつながるというものです。梅雨の時期ならではの便秘の原因も知っておくと、対処しやすくなります。

まず運動不足になりがちなので、毎日室内でもできるストレッチ等で体を動かす習慣をつけること。そして、雨の日の楽しみを見つけることです。あじさいの花をめでたり、新しいレインブーツを新調したりあなたなりの楽しみを見つけてください。そして、梅雨の時期は水分の取りすぎに注意をして、一日の終りなどに半身浴などで汗を出すなどの工夫をしましょう。

季節の大きなサイクルの一部である「梅雨」。この時期におこる体の変化を知り、腸の働きが滞らないように意識しましょう。

<豆知識>
食欲が落ちるこの時期は、「もずく茶漬け」がおすすめです。もずくには腸内環境を整える「水溶性食物繊維」がたっぷり含まれています。また、冷めたご飯は、食物繊維に似たはたらきをすることで知られています。ご飯に冷たいめんつゆ(うどんのお出汁くらいに薄めたもの)をかけることで、簡単に快調ごはんに変わります。「するり麦」ご飯だとさらに、快調に!お試しください。

(作り方)
・もずく 適量 (4〜5月は新もずくが美味しい!)
・するり麦ご飯 軽く一膳
・めんつゆを薄めたもの(冷でも温でも、どちらでも) 適量
・ネギをお好みで

ご飯→めんつゆ→もずくの順番。最後にお好みでネギをどうぞ。

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