第43話フランスでプレゼントしてはいけないもの

皆さん、こんにちは。

今日はちょっと趣向を変えまして…

食べ物の話ではないけれど

食に関係するもののお話です。


先日、ここっとさん

長男Sくん(大学2年生)の

誕生日がありまして…

プレゼントに何が欲しいか聞いたら


最近魚を捌くのが好きになって

美味しいお刺身を

沢山食べさせてくれる孝行息子は

『刺身包丁』

と答えたんですね。


というわけで



長男の21歳の誕プレは

ちょっといい刺身包丁

あげたわけですが・・・



ここっとさんは息子に

100円を請求しました。


それはなぜかというと‥・


***


フランスに住んでいたころ

当時の義母と話していて

こんなことを教えてもらいました。



フランスの風習では

刃物をプレゼントしてはいけない。

というのです。


送り主と貰い手の間の友情が

切れてしまうから。

というのが理由だそうです。


(後で調べたところ

刃物というのは力の象徴なので

人にあげるとその力が失われるから

という古くからの言い伝えもあるらしいです)



それは困った!

と思ったここっとさん。

実は、友人のロラン

ここっとさんの包丁を気に入って

今度日本に里帰りするときに

買って帰る約束をしていたのです。



でも素晴らしいことに

そのフランスの風習?迷信?には

対処法がありました!


刃物の対価として

小銭を1枚もらえば

それで問題解決!


ここっとさん

素晴らしい!

と思いました。



実はここっとさんの母方の実家は

迷信好きで、

XXXすると親の死に目に会えないとか

XXXすると二度お嫁さんに行くことになるとか

散々言われて育ってきて

本当にそれが嫌だったので


キャンセルする方法つき迷信

ってすごく素敵だと思ったんです。



後日・・・


頼まれた日本土産の包丁は

しっかりロランの手に渡り



対価として1ユーロもらい

ロランとは今でも友達です!



よく考えたら日本にも

刃物にまつわる迷信は色々ありますよね。

特に結婚式の贈り物に

あげてはいけないとか。


フランス日本以外にも

刃物をプレゼントしてはいけない国は

沢山あるのかもしれませんね。


***


ところでSくんにあげた

刺身包丁ですが…



無事に対価をもらって

縁が切れるとか

力が無くなるとかいう

バッドラックはキャンセルされました。


100円を5円に値切られたけど。


でも5円もらって

むしろご縁ができて

ネガティブなはずの刃物のプレゼントが

猛烈ポジティブになったように感じるのは

ここっとさんがやっぱり

日本の『5円玉』が縁起がいいと

信じ込んでいるからかもしれませんね。


(ここっとさん)


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ここっとさん

フランスで10年以上暮らして帰国した経歴を持つここっとさん。ハーフの二人の男の子、そしてインコのマメルリハ、ウロコインコのバジルとの暮らしを綴ったブログが大人気のトップブロガー。ブログタイトル「魅惑のここっとライフ

 

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