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皆さん、こんにちは。
紫陽花…アジサイの花が綺麗な季節ですね。
実は、このシリーズで何度も
登場しているドイツ人の親友のKARENが
来日しまして…
2人で鎌倉や京都、奈良に
行ってきました。
鎌倉に行った時はまだ早すぎたけど
京都や奈良はちょうどアジサイが
とてもきれいでした!
その時KARENがつぶやいた
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という言葉で
思い出したことがあったので
今回の記事のテーマは
アジサイの色
です。
あ、スミマセン、食べ物の話じゃないです。
でも日本とヨーロッパの違い
という点では面白いので
取り上げますね!
★
皆さんが一番最初に
頭に思い浮かべるアジサイの花は
何色ですか?
ここっとさんはもちろんこれです。
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青いアジサイ
本当にピュアな、青い色。
最初は
薄緑から始まって
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だんだん色があらわれて
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こんなに綺麗な青になる。
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これは先日京都の清水寺で
撮影したアジサイですが
本当に綺麗ですよね。
色が少しずつ変わっていく様も
大好きです。
そんなアジサイを見て
KARENもすごく気に入ってました。
ベルリンでアパート暮らしのKARENは
市から大きな『庭』を借りて
(コテージまでついてる)
ガーデニングを楽しんでいるのですが
そこに植えたいっていうんですよね。
でも
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ヨーロッパで植えても
日本のアジサイの色にはなりません。
たぶん紫っぽい色に
なってしまうことでしょう。
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そう、アジサイは植えられた場所の
土のPHによって
色が変わるからです。
アジサイの色素は
赤色のアントシアニンというのですが
この色素はアルミニウムと反応すると
青色になります。
土壌のアルミニウムは
土が酸性だと溶け出しやすくなり
つまりアジサイは青くなります。
でもアルカリ性だと
アルミニウムが溶け出しにくくなり
アジサイは赤っぽい色になるのです。
ヨーロッパの土は
めちゃめちゃアルカリ性なんです。
だから地植えされてるアジサイは
ほとんどピンクなんですよ~。
★
昔の写真を探したところ・・・
ありましたありました!
フランスで撮ったアジサイの花
友だちの結婚式に呼ばれて行った
田舎の村の教会…
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ドピンクに驚いて写真撮ったんだった…。
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こんな色、日本で地植えされているの
見たことありませんよね?
土のPHを調整しやすい鉢植えならまだしも…。
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正直、目がちかちかして
衝撃を受けたのを覚えています。
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この時確か調べたんですよね。
アジサイの色のコト。
まぁ、ここまでドピンクな例は
少ないとは言え
やはりフランスのアジサイには
ピンク系が多いです。
青もあることはありますが
清水寺のアジサイのようなピュアな青は
見たことがありません。
たぶん咲かないのだと思います。
皆さん、アジサイの季節
道端で美しい青アジサイに出会った
是非堪能してくださいね。
日本に暮らす特権ですよ~。
(ここっとさん)
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ここっとさん
フランスで10年以上暮らして帰国した経歴を持つここっとさん。ハーフの二人の男の子、そしてインコのマメルリハ、ウロコインコのバジルとの暮らしを綴ったブログが大人気のトップブロガー。ブログタイトル「魅惑のここっとライフ」
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