第24回フランスの伝統は小粒でも最高に美味!

皆さん、こんにちは。


日本のスーパーでは最近

本当にたくさんのプラムの品種が

並ぶようになりましたね!



なんだか毎年見たことないのが

売ってる気がする。

どんどん品種改良が

進んでいるんでしょうか。


日本の品種改良への情熱って

本当にスゴイと思う。


ところで、プラムの品種改良って

サイズを大きくする方向に

向いている気がする。



もちろん味も大事でしょうが。

本来小さかったはずのプラム

どんどん大きくなってますよね。


で、フランスはというと・・・



昔から育てられている

歴史のある品種が

ず~っと売っています。


日本とは全然違うアプローチ。


原種に近い小粒プラム

大切な食文化の一つとして

伝えられ、販売されているんです。


今日は小粒だけど

歴史があって美味しい!

フランスプラムの代表選手を

3種類ご紹介します!


まずは調べてみたらびっくり

歴史があってすごすぎる

レーヌ・クロード



ここっとさんもこの記事書くのに

調べて初めて知ったんですが

レーヌ(王妃)・クロードとは

16世紀のフランス国王フランソワ1世

妃にちなんでつけられた名前とか。


フランソワ1世の大使がアジアから

持ち帰った品種が起源だそうです。


つまり、ルネサンス時代からある品種!

フランソワ1世レオナルド・ダ・ビンチ

フランスに招待した人ですよ~。)


レーヌ・クロードには緑、黄緑、

紫っぽいのもあるようですが


一番知られているのは緑や黄緑のもので

フルーツとしてそのまま食べます。


これはここっとさんフランスにいたころ

食べたレーヌ・クロード



これは黄緑のものですね



かぶりついているのは

まだ小さかった次男のYくん



甘くて美味しいんです。


さて、次にご紹介するのは

クエッチ



ちょっとフランス語と思えない響きの

名前を持つプラムです。


それもそのはず、クエッチの語源は

ドイツ系で、アルザス・ロレーヌ地方

多く栽培されています。


このクエッチのタルトは

アルザス名物!

フランス人はみんな大好きで、

季節になるとパリのカフェでも

メニューに加えるところが沢山あります。


夏の終わりから秋にかけて

フランスを訪問される方はぜひ

クエッチのタルト:Tarte de quetsches

をメニューで探してみてね!


こちらはフランス時代に食べた

アルザスクエッチとパンオーエピスのタルト

(解像度が悪くてすみません・・・)



そして、最後にご紹介するのは

ここっとさんが大好きなプラム

ミラベル



15世紀のフランスの王族

ルネ・ダンジューがもたらしたといわれる

こちらも歴史あるプラム


ロレーヌ地方の名物で

世界の総生産の70%以上がロレーヌ

だそうです!


そのまま食べても美味しいし

タルトやジャム、シロップ漬けや

アルコールなど楽しみ方も色々。


ミラベルクエッチの山盛皿

フランスに住んでた頃は好きで

季節になると必ず2,3回買ってた。



ミラベルの旬は短くて

8月半ばから9月半ばの1か月!

この時期にフランスに行く機会があったら

ぜひマルシェで買って食べてみて!



こちらのマルシェの写真はなんと

今年のものです!


フランスに里帰りした友達に頼んで

撮ってきてもらいました!


緑のがレーヌ・クロード

黄色いのがミラベルですね!

久しぶりにキロ買いしたいなぁ!


レーヌクロード(緑のもの)、クエッチ

ミラベル…どれも種から育てられるそうです。

それほど原種に近いんですね。

品種改良された果物は接ぎ木でしか

増やせないものなのに!



昔からの伝統が大切にされる国

フランス

小粒だけど美味しいプラムのお話でした!

 


(ここっとさん)


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ここっとさん

フランスで10年以上暮らして帰国した経歴を持つここっとさん。ハーフの二人の男の子、そしてインコのマメルリハ、ウロコインコのバジルとの暮らしを綴ったブログが大人気のトップブロガー。ブログタイトル「魅惑のここっとライフ

 

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