物語(小説)を通して、知らなかった近現代史を垣間見る。 New!

こんにちは。花祭窯おかみ&アートエデュケーターふじゆりです。

歩いて一〇分少々のところに図書館があるので、散歩がてら、よく利用します。読みたい本のタイトルや作家名、テーマが明確なときは、図書館に出向く前にあらかじめ蔵書検索をして予約を入れるなど「指名借り」しますが、目的が明確でないときは、棚に並んだものから「なんとなく」手に取ることがほとんど。その「なんとなく」の選書に重宝しているのが「新刊紹介棚」です。文字通り、図書館に新たに入ってきた本が並ぶ棚。共通するのは「新しい」だけで、ジャンルも出版社もさまざまです。

そんな新刊棚から借りて読む本で、小説を通して自分の知らなかった近現代史を垣間見る機会が増えています。フィクションですし、ジャンルも歴史小説に限りませんが、物語の背景には実際の出来事や、その時代の政治・社会の状態があります。自分が生きてきたはずの現代も、知らないことばかりで、驚愕することがしばしば。最近読んだものから、いくつかご紹介しますね。

 

・『あなたについて知っていること』エジプト

・『チキン半々大根多めで』朝鮮半島

・『地上の楽園』日本・朝鮮半島

・『ジェイムズ』米国

・『ジートコヴァーの最後の女神たち』チェコ・スロバキア

・『最果ての子どもたち』フランス

・『島原リバティ』日本

・『アフリカの瞳』アフリカ

・『テスカトリポカ』メキシコ

・『皇后は闘うことにした』日本

 

タイトルの後に記している国名は、物語の主な舞台です。著者の国籍とは必ずしも重なりません。こうしてあらためて並べてみても、小説には時間と国境を飛び越える力があるなぁと、つくづく思います。


花祭窯おかみ・ふじゆり(藤吉有里)

「古伊万里」の名で知られる肥前磁器の伝統工芸文化、技術を基にした窯元「花祭窯」のお内儀。おかみとして窯を支えつつ、自らもアートエデュケーターとしてMeet Me at Artを主宰する。

花祭窯(はなまつりがま)
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