
日頃よりのご愛顧、誠にありがとうございます。
創業以来、「お腹の調子が整うと体も心も元気になる」という考えから、「するっと抹茶」を通じて、自然な便通をサポートしたい、そしておつうじに悩まないすっきり明るい気分で日々の生活を過ごしていただきたいという想いで活動してまいりました。
最初は、一日にお一人、お二人といった感じでお届けしていた「するっと抹茶」も、皆様のご紹介や口コミで広がっていき、雑誌に掲載されたり、美容サイトで評価いただいたりして、今では全国の方にお届けできるようになりました。
これもひとえに「下剤成分に頼らないひと本来の自然なおつうじを」という考え方にご理解やご賛同くださる皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
かねてよりお客様から、「するっと抹茶の別の味を作って欲しい」とのご要望をいただいておりました。
いくつかの案を検討する中で挙がったのが「コーヒー味」です。
私自身、よく街中のカフェを利用するので、カフェタイムを楽しむ女性を見るたびに、するっと抹茶もカフェでコーヒーを楽しむ感覚で飲んでいただけたら良いなと感じておりました。
ただ、コーヒーといえばカフェインが問題です。
おつうじ屋のお客様には妊婦さん、また授乳中の方も多く、ノンカフェインじゃないと製品化したくないと強く思っておりました。
低カフェインコーヒーというもので製品を試作してみましたが、味わいも良くなく、「こんな製品をお客様にお届けするわけにはいかない」と新製品開発を中止しました。
タンポポコーヒーというノンカフェインのコーヒーに似た原料も試しましたが、色はコーヒーに似ているものの、味にクセがあり「とても続けて飲みたくなるものではない」とこちらも中止にしました。
「コーヒー味の実現は難しい・・・」
新製品開発はいきなり壁にぶつかってしまいました。
どうにかできないか…と悩んでいた時に、出会ったのが「オルゾ」でした。
製造工程の改善の打ち合わせをしていた時に、素材に詳しい担当の方から、
「石井さん、オルゾってご存知ですか?」
と見た目がコーヒーに似た粉末を渡されました。
私はオルゾについては全く知識がなく、「オルゾ?ってコーヒーですか?」と尋ねたほどです。
オルゾとは、昔からカフェを楽しむ文化があるイタリアで、コーヒーと同様に愛されて飲まれている飲料で、「オルゾカフェ」と呼ばれているものでした。
原料は農薬不使用で育てた大麦。
大麦を焙煎してつくるのですが、古来伝承の低温焙煎技術により、栄養を残したまま芯までしっかりとローストされ、お湯をそそぐとコーヒーそっくりの味、香りが楽しめるというものです。
しかもコーヒーと違いノンカフェイン。
「これです、私が探していたのは!このオルゾをわけてもらえませんか?」
私はオルゾの可能性を感じて試作品づくりを再開しました。
それから順調に進むかに思えた新製品づくりですが、さまざまな課題に悩まされました。
しかし、私はこのオルゾを飲むたびに、整腸作用だけじゃないプラスアルファの可能性も感じるようになっていました。
「飲み続けるうちに肌がつるつるになってくる」
「手足がポカポカと温まる」
ということです。
調べてみると、イタリアでも昔から美肌と健康の飲料として親しまれてきたようです。
納得がいくまで・・・と試行錯誤の末、製品開発に2年の歳月がかかりました。
このたび、ようやく製品化できましたのでご案内させていただきます。
するっと抹茶同様、
ご愛顧の程、どうぞ宜しくお願いいたします。
ナチュライズ 店主 石井 幹子
