するっと抹茶誕生物語 | なちゅらいず

はじめまして。
なちゅらいず店主の石井と申します。
この度は、「するっと抹茶」に興味をもってくださり、誠にありがとうございます。

じつは20年前の私は、頑固な便秘にずっと悩まされていました。
「たかが便秘でしょ？」と言われることもありましたが、私と同じように便秘で悩んでいた方なら、このツラさ、きっとわかってくださると思います。
お腹がパンパンに張る、あのツラさ。１週間以上お通じがないなんて当たり前。
吹き出物はできるし、胸やけがして食欲がなくなります。訳もなくイライラするし、仕事をしていても集中できません。
さすがに２週間出ないときは仕事がまったく手につかず、頭痛と吐き気で大変な思いをしたこともありました。
サラダや玄米、ヨーグルトを試してもダメ。水分や運動も効果なし。最後は下剤に手を出してしまったんです。

下剤・便秘茶の落とし穴

最初は効いていた下剤も、しだいに効かなくなってきました。そしてだんだん量が増え、怖くなってやめました。
そこで「自然素材100％」と書かれた便秘茶に頼ったのですが…。じつは多くの便秘茶に下剤成分が入っていることを知りました。
「天然だから安心」と思い込んでいた自分にショックを受けました。気づけば、腸は自分で動かなくなり、ついには自然な便意を失ってしまったのです。
そしてさらに強い下剤を飲むように。恥ずかしくて誰にも言えず、暗い気持ちで過ごす毎日でした。

下剤・便秘茶の落とし穴

そんなときに出会ったのが「グア豆」という珍しい素材。お茶に混ぜて飲んでみると、数日後に腸が「ゴボゴボ」と動き出したんです。
「え？腸が動いてる！？」本当に久しぶりに自然な便意を感じて、スルッとお通じがあった瞬間、思わずトイレでガッツポーズをしている自分がいました。それから少しずつ便通が安定していくにつれて、体も心も軽くなり、ずっと抱えていたモヤモヤが晴れていきました。あれだけ依存していた下剤もキッパリとやめることができ、「ああ私、やっと抜け出せたんだ」と感じました。

知らないって損！自分で作ろうと決めた日

ある日、薬局で、真剣な表情で下剤を選ぶ女性を見かけました。その姿は、まるで以前の私そのもの。
「知らずに下剤成分を飲み続け、さらに便秘を悪化させている人がいる…」
どうにか伝えてあげたい。でも、見ず知らずの人に声をかけることなんてできません。
もどかしくて、心が揺れました。
そのとき、ふと思ったのです。「もし、このお茶を製品化できたら、便秘で悩んでいる方の力になれるかもしれない。同時に、下剤を常用することの危険性を伝えることができるかもしれない！」
そう思った瞬間、「迷い」が「決意」に変わりました。

するっと抹茶の誕生

便秘で悩んでいた私だからこそ作れるものを。そして副作用の心配がなく安心して飲めること、ご家族や友人など、自分の周りの大切なひとにも自信をもってすすめられるものを作ろう！
そう決意して、2006年、仲間に助けられながら製品開発を進めました。何度も試作を繰り返しました。こだわったのは、

・下剤成分を使わないこと
・副作用（腹痛や下痢）がないこと
・安心して長く愛用できること

さらに妊娠中でも安心して飲めることや、腸の健康維持にプラスになることも大事な条件でした。こうして試行錯誤を繰り返し、便秘でお悩みの方々に実際に飲んでいただき、

「もったいないくらい出た！」
「楽にでた」
「これはすごい！」

との嬉しいお声をいただくことができました。「石井さん、すごい商品をつくったね！早く製品化してね、絶対買うから！」こんなお声をもらったときは涙が出るほど嬉しくて、この製品は便秘で悩む方たちに求められているものなんだなと確信しました。

いろんな方に支えられ、晴れて私は、世界にひとつだけのオリジナル商品を世に生み出すことができました。あまりにもするっと出るから、「するっと抹茶」と名づけました。

たまごクラブ掲載

そんなある日、「たまごクラブ」さんから取材のご依頼をいただきました。全国の妊婦さんへのアンケートで、「するっと抹茶」が便秘対策として上位に選ばれたとのこと。
そして「妊娠中によく飲んでいた飲み物」として誌面に大きく掲載されたとき、胸がいっぱいになりました。
「妊婦さんにも選ばれるくらい安心・安全な商品をお届けできている」ーーそう実感できたことは、今でも大きな自信になっています。また、薬剤師さんや看護師さんといった医療従事者のお客様も多く、商品が「安全面」で信頼されていることを改めて感じています。