するり麦との出会い話

腸内環境改善・血糖値の改善に役立つスーパーフードに出会いました。

日頃からご愛飲いただいている「するっとシリーズ」は“グア豆”という特別な豆との出会いで生まれた製品ですが、今回の特集では、グア豆との出会い以来の衝撃をうけた特別な素材との出会いをご紹介します。

糖質制限ダイエットや炭水化物抜きダイエットで「便秘」になる人が急増中。

近年、糖質制限ダイエットや炭水化物抜きダイエットが流行していますね。スリムなボディをめざし実践する方が多いようです。しかしその流行の裏で、「便秘」に悩む人が増えてきているのをご存知でしょうか。おつうじ屋にもそうしたお悩みで訪れる方が後を絶ちません。

なぜ炭水化物を抜くと便秘になるのでしょうか。
まず1つ目に食事の量が減ることです。炭水化物は「糖質+食物繊維」で表されます。炭水化物を抜くことで食物繊維の摂取量が少なくなり、便のボリュームが減ることで便秘になりやすくなります。

2つ目に水分不足です。人はご飯などの炭水化物を食べる際に、それに含まれる水分を一緒にからだに摂りこんでいます。炭水化物を抜くことで水分が不足しがちになり便秘へとつながるのです。おつうじ屋ではそういった理由から、極端なダイエットを避け、穀物を主食とした和食中心の食生活にし、よく噛んで食べることを推奨しています。それだけでもおなかの調子が良くなり、便の材料が増え、快腸への近道となるのです。

現在はするっと抹茶やするっとカフェをお届けしていますが、それに加えて主食として、日々食べることで快腸になり、ひいては健康にもつながる食材がないものかと、ここ数年にわたり全国を探し回っておりました。

からだに良いとされる雑穀や玄米も試してみたのですが、重度の便秘の方にはむしろ逆効果になることもあるので、すべての方にはおすすめできない…と暗礁に乗り上げました。そんな中でも、ホームページやニュースレター等で穀物の重要性をお伝えしながら、時間を作ってはお通じに良い素材を色々と探し回っていました。

偶然の出会いから見つかった“スーパーフード”

異業種の勉強会に参加していた時のことです。自己紹介の時間に、私がおつうじ屋をはじめた想いを熱く語っていたところ、一人の青年が声をかけてくれました。「おつうじに良いものでしたら、私達が作っているものが役にたつかもしれません」とのこと。

話を聞いてみると「あっそれってもち麦じゃないですか!」私は驚いてつい大きな声を出してしまいました。じつは“もち麦”について以前から色々と調べていて、製品化を進めたいと考えていたのです。しかしながら国内に流通するもち麦の9割以上がアメリカやカナダの外国産。良質な国産もち麦に出会えず、素材を手にいれることができていなかったのです。

その青年は家業である農業を継いで「このままの農業を続けていても衰退するばかりだ」と危機感を持ち、全国をたずねてまわるうちに「紫もち麦」を研究している人に出会い、もう7年も前から栽培育成に取り組んでいるというのです。

「今はテレビの影響もあり、もち麦ブームで引く手あまたですが、中にはもち麦でないものも“もち麦”と言って販売している人も多いのが現状です。実際にダイシモチという品種の紫色のもち麦を栽培しているところは少なく、この良さをきちんと伝えてくれる方に扱って欲しいって思っています。」と言われ、「それなら私たちに譲ってください!この良さをきちんと伝えます!」と、翌週には畑を訪ね、契約を済ませました。

食べれば食べるほどに良さがわかる「紫もち麦」

紫もち麦の良さはなんといっても水溶性食物繊維を豊富に含んでいること。その量はなんと玄米の3倍、白米の10倍というから驚きです。雑穀や玄米などでは逆に便秘になる方でも安心して食べることができます。

しかも、紫もち麦に含まれる水溶性食物繊維はβグルカンという特別なもので、余分な糖分の吸収をおさえたり、血中コレステロールを低下させたり、腸内環境を整えたりする働きが明らかになっています。食べれば食べるほどにスッキリ、そしてからだ全体の調子も良くなるというのですから理想的な食材といえます。

テレビでは主食をもち麦ご飯におきかえるだけのダイエットを提唱していましたが、食べて満足感がある上に、体重も落ち、便の量も増え、お肌の調子も良くなるという結果が出ていました。極端に糖質や炭水化物を制限することで、やせても肌ツヤが失われていくのとは大きな違いがあるようです。

おつうじ屋ではこのスーパーフード「紫もち麦」を直接農家の方と契約し確保いたしました。しかしながら、量に限りがありますので、全ての方に提供することは難しいかもしれません。紫もち麦をしっかり続けたいという方を優先し、会員様を中心に提供していきたいと考えております。
するっと抹茶、するっとカフェとの相性もばっちりの「紫もち麦」の今後の展開にご期待ください。