毎日出ないと、便秘ですか?

「毎日、出ないと便秘?」

今回は、「便秘」についてみなさんと一緒に考えてみたいと思います。

そもそも、便秘とはどういう状態をいうのでしょう。毎日、お通じがなければ便秘なのでしょうか。逆に、毎日、お通じがあれば便秘ではないのでしょうか。じつは、「便秘」という言葉には、明確な定義がありません。日本消化器病学会は「便秘とは、排便の回数や便の量が減ること」と定義づけしていますが、その定義は国や学会により異なり、考え方も変わります。

なぜ、明確な定義がないのでしょうか。それは便秘の自覚症状に個人差があるからです。
頑固な便秘の場合、1週間お通じがない方も多いのですが、その状態に慣れてしまうと2〜3日お通じがなくても、ほとんど気になりません。逆に毎日お通じがある方は、2〜3日出ないと不快に感やすくなります。また、下剤を常用している方は、毎日お通じがないと特に不快に感じるようです。

このお話をするといつも驚かれるのですが、お腹に中には便が3〜4kg残っている状態が普通です。その中の80%は水分で、残りの20%のうち、約3分の一は腸内細菌なのです。腸の中に棲みついた無数の微生物で、その数は500〜1,000兆個、500~1000種類もあり、有益菌が私たちの健康を守ってくれます。また、腸内に残った便は、お腹を冷やさないようにする「カイロ」の役割もあるのです。

次回は、おつうじ屋が考える「便秘」について、お話したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
おつうじ屋 石井

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